2石のダイヤを1つのペンダントに/リフォームネックレスご感想

先日お作りしたリフォームネックレスのご感想をブログにしていただきました!

 

森友亜さんご感想
「ジュエリーは身につけられる状態になったとき一番輝く」ってこと…
ほんとだなーってジュエリーを目の前にして
凄く感じました。旦那さんのお母さんからいただいた
2つの指輪を作り替えたネックレス。ありがたい気持ちを
そのままタンスに封じ込めることなく
使える形にしていただけたコト。そしてオリエさんの
ありがたい心遣いまでホントにホントに
たくさんの感謝がつまったネックレスです。

全文はこちら

 

 

リフォームでお預かりしたのはこんなリング

旦那様のお母様から受け継がれたという2つの指輪。
私個人的には立て爪リングも好きなのです(^^)
右側のような、「鬼爪」と呼ばれるリングも
ちょっとアンティーク風で。

でもたしかに付けにくい!ですよね。
昔のリングは、石にたくさん光を取り込む為に
石座(宝石が座る椅子の部分)を高く設定しているものが多いのです。

 

石の位置

友亜さんからは「ちょっと揺れるようなものもいいな」と
ご希望いただいておりましたので、2つの石を1つにするデザインをご提案。
小さい石を上にするか下にするかも、ラフスケッチをお描きしてお選びいただきました。


友亜さんは上を0.5ct,下に1ctと下が大きくなるバランスのほうがしっくりくるかなと
お選びになりました。そのほうが重心が下に行くので、石の揺れ方も安定しますね。

ちなみに2石を繋いで揺らす役目になっているバーの長さ、上を大きくした場合と
したを大きくした場合、ベストなバランスが変わります(^^)
ベストバランスをデザインしてお作りいたしました。

爪の本数

表は石の美しさを生かしたシンプルなセッティング。

これももちろん、4本爪の場合、6本爪の場合のメリットデメリットを踏まえ
どんな見え方になるのかをお伝えして選んで頂きました。
こうなるとこうだよ、をイメージしやすくお伝えしていきます。

今回は4本を天地左右のクロスの状態になるようにセッティングしましたが
四角にみえるような4点留や

上の石は4点、下の石は6点のように石を留める爪の本数も
それぞれ選ぶことができるのです。そしてその見え方、見せ方も変わってきます。
お持ちになった石がとっても綺麗だったので4点留をお勧めし、選択頂きました。

裏にもこだわりが!

表はシンプルでジーンズにもスーツにもお使いただけるようなデザイン。
でも裏返すと・・・

裏の光取りの穴(通常市販されているジュエリーだと丸く空いているところ)が
ハート型になっているのです。

これじつはアンリガトウオリジナルの石座としてお作りしております。
裏側って「身につける人しか」わからないところ。

そこに可愛らしさや「自分だけの」秘密を込められるのも
ジュエリーの楽しみ、だと思うのです。

 

石座へ刻印をしました

下の石座に友亜さんにご希望いただいた「TOMO」の刻印を
お入れしました。

石座の裏側にする刻印、実は難しいのです。
友亜さんに「もしかしたら刻印うてるかもしれないので第三希望まで教えてください」
とお伝えし、職人さんにご希望おつたえして打刻してもらいました。

世界で1つのオーダーメイド、なのですが
刻印が入ることでよりスペシャル感がでますよね🎵

宝物に命が吹き込まれるというか。
刻印って個人的にもお勧めのサービスなのです(^^)

 

チェーンの長さが変えられる!

今回友亜さんにお勧めしたのはこちらのチェーン!
「スライド金具」というのがついておりまして、
この中央の部分にあるボールから出ているチェーンを引っ張りますと・・・

 

長さが変えられるのです!

これとても便利なのですよ!
通常、市販のチェーンでもアジャスターカン(通称アジャカン)と呼ばれる
丸い輪っかがついており、それを引きわで救ってチェーンの長さを調整できるのですが、

このフリーアジャスターチェーンと呼ばれる仕様のものは、ネックレスを着けた状態ででも
鏡を見ながら、1コマ単位でスライドさせることで調整ができるのです!

実際に、友亜さんに着けていただいた後にも
もうすこし短い方がバランスいいですね!と調整しました。

アジャカンで調整するタイプのものよりも割高にはなってしまうのですが、
タートルネックにも胸元が空いたカットソーでも、お洋服に合わせて
ネックレスを外すことなく着けたまま、鏡を見ながら調整できるのです。
これは楽だし、お洋服とのベストバランスで身につけられますね!

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